ハチスOB新年会
新年明けましてお目出度うございます。
我がハチス・ボーイスカウトも創立七十周年を超え、
さらなる発展を期待しております。
新年を迎えたハチスでは、毎年1月1日に国旗掲揚式を実施してきました。
例年、本部の西蓮寺で行っていますが、ある年には、今の稽古堂の所にあった、
市民会館の前で行ったこともありました。
昭和30年代になりますと、会津を離れたOBスカウトも参加するようになり、
翌日の2日には新年会を開催しました。最初の新年会は北小路の赤城家で開催、
ガールスカウトOGも参加、スカウト活動の思い出を語り合いました。
その後も、毎年1月2日は新年会の日と決め、各家の持ち回りで実施、
西蓮寺の本堂で開催したこともありました。
しかし、10年も続けていますと、中には県外に所帯を持つスカウトも増え、
1月2日という決まった日に出席することが難しくなり、
残念ながら持続することが出来なくなりました。
ハチスは、平成20年に創立60周年を迎えました。創立50周年のときは、
佐藤栄佐久連盟長を迎えて、サンピア会津で、盛大な式典と祝賀会を催し、
大勢のOBスカウトが参加してくれました。
残念ながら60周年では、式典は開催できませんでした。
人生では還暦という年に、記念の行事が実施されないのは淋しいと思い、
石井久雄君と相談して、OBの集いを開催することにしました。
しかし、年代が十年離れたら、一緒に活動することはないので、
共通の話題は少ないと考え、創立期から10年までのOBに案内しました。
当日集まったOBは10名でしたが、出席者は、秋月恭子、秋月亨観、
秋月典子、赤城良一、五十嵐英雄、大橋淳也、中村五郎、石井久雄、星洋一、
福西哲雄、藤崎忠雄、五十嵐康夫、赤城伍朗の13名となりました。
石井淳一君から借りたプロジェクターで、創立当時の写真を上映しながら、
思い出話に花が咲きました。興が乗るとスカウト・ソングの合唱が始まり、
折角、私が準備した「ハチス歌集」もそっちのけ、歌詞も見ないで、1番、
2番、3番と正確に歌うのです。
歌えば当時の思い出がよみがえり、思い出からまた歌につながるのです。
客室に入れば、ソングを歌うことは出来ないので、夜の更けるのも忘れて、
語り明かしたのです。
あれから10年経ち、当時のメンバーも高齢になり、再会は難しい状態ですが、
それぞれの年代で、思い出を語る会を催すことは、意義ある事と思います。
平成30年1月2日
ハチス団委員 赤城良一