会津山村道場の野営
ハチスのキャンプは、長い間猪苗代湖畔をキャンプ場としてきました。
昭和54年、福島連盟が30周年を迎えたとき、第7回福島県野営大会を、
南会津郡田島町野外活動センターで開催しました。
この野外活動センターは、昭和12年に山村の農業伝習施設として設立、
昭和45年からは「野外活動センター」として、青少年団体の活動の場として、
開放され利用されてきました。
昭和54年、福島連盟は創立30周年を迎え、この野外活動センターで、
第7回福島県野営大会を開催しました。テーマは「自然、開拓、忍耐」とされ、
連盟長である松平勇雄県知事も、ユニフォーム姿で参加され、
1500名のスカウトの活動ぶりを、楽しそうに見ておられました。
県野営大会が行われた翌年の昭和55年夏、ハチスはこの野外活動センターで、
隊キャンプを実施しました。この施設には、広葉樹に覆われた森があり、
絶好のキャンプ場になっており、広いグランドでは、ゲーム大会も出来ます。
このときの隊キャンプにはカブスカウトも参加、センターの宿泊施設に、
舎営しながら、同時に参加したお母さんたちと、プログラムを楽しみました。
ボーイといっしょに、土間の部屋で営火を実施しました。
昭和60年の隊キャンプも、この野外活動センターで行いましたが、
この年は、亨観団委員長の提案で、テーマを「原始人の生活」としました。
期間中、スカウト、リーダーとも、ぼろぼろのTシャツなどを着て活動、
会話も日本語でなく、暗号のような自作の言葉で使うなどの工夫をしました。
手真似、足真似のゼスチュアを交えて会話をするという、大変楽しく、
ユニークなキャンプを楽しみました。
明日は、平成の最後の大晦日です。この思い出も、まだまだ続けるつもりです。
ハチス創立70周年の年を、さらに飛躍の年になることを願っています。
良い年をお迎えください
平成30年12月30日
ハチス団委員 赤城良一
30年野営大会ハチスの入場行進 30年野営大会松平連盟長
ハチス夏季キャンプ・インデアンテント ハチス夏季キャンプ・秋月亨氏
夏期隊キャンプ・キャンプファイヤー 夏季隊キャンプ・パイオニアリング